医療法人社団 爽治会(そうじかい)

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爽治会便り

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おおさか通信7/17(木)

かゆみ

各地で梅雨明け宣言!
暑い暑い夏の幕開けです。
これからの季節は、
アトピーのかゆみ&汗疹のかゆみが一緒になって
かゆみを強く感じる症状がでる患者さんが多く見られます。
こんな症状の時は、150ローションを使用してください。
ローションは冷蔵庫で冷やしておくとさらにかゆみに効果的※1です。
1日3回以上!塗付する回数は多ければ多いほど効果的です。
スプレーボトルの容器に入れ、患部に直接ふきかけると経済的でムラなく塗付できます。

※1)150ローションはアルコールを使用している為、多少刺激のあるお薬です。
  アルコールで反応の出やすい方やお肌が弱くなっている場合は2倍〜3倍に薄めていただくか、
  使用は控えてください。詳しくはご相談下さい。


逆に、この季節に166や168の軟膏を塗付するとかゆみが増してしまう可能性があります。
軟膏を塗付してかゆみを強く感じるようになった場合、塗付している量が多いのかもしれません。
ローションの後、まだ肌が濡れている状態で軟膏を薄く塗るようにしてください。
それでもかゆみがあるようなら、アイシングしてください。
それでもまだかゆいようなら、軟膏系のお薬は夏の間使用を控えるようにしてください。
ローションやゼリー、クリームなどサラっとした使い心地のお薬のみにされたほうがいいと思います。

アトピーの肌はとても敏感で症状が変化しやすいものです。
定期的な受診で季節によって外用薬の使用方法や使用薬を変化させていくことも
悪化させない大きなポイントになります。
どんなことでも自己判断せず、ご相談下さい。

敏感なお肌をコントロールして少しでも快適な夏を過ごしましょう。


2008年07月17日

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