医療法人社団 爽治会(そうじかい)

ノンステロイド中医薬アトピー皮膚炎治療(自由診療)

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爽治会便り

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いずも通信1/25(水)

アンケート

こんにちは。出雲医院です。
インフルエンザが流行しているようですが、皆様はいかがですか?
体調とお肌の調子は比例しがちです。しっかり予防して下さいね。

さて、出雲医院では、昨年より中医薬治療(主にアトピー性皮膚炎治療)の方を対象に、
『一人で悩んでいませんか?』と題して、アンケートを行ってきました。
アンケートの内容は、以下のとおりです。

1、同じ治療をしている患者様の交流会etcがあれば、参加してみたいと思いますか?
2、どのような内容について情報交換したいと思われますか?
3、医師・看護師に知ってもらいたいこと、質問したいことはありますか?

1、に、『はい』と答えた方は数人程度でした。
ですので、今回は、交流会を行うことは見送らせていただきます。
遠方の方や、仕事が忙しいと答えた方が多かったようです。
2、では、色々な疑問が記載されていました。特に多かった内容について、
当院からのアドバイスを掲載させていただきます。

?爽治会の中医薬治療は、一生続ける覚悟がいりますか?
⇒いいえ
 まずは、症状が落ち着き、肌が正常な状態になるまでは、外用薬を一日に何度もしっかり塗って、
 内服薬をきっちり飲んでください。
 そして、お肌が安定してきたら、外用薬は、塗る回数を減らしていきます。
 (保湿目的やお化粧品感覚で使い続けていただいても副作用はありません)
 内服薬に関しては、血液検査の数値や先生と相談しながら、少しずつ量を減らしていきます。

?経済的負担が大きい
⇒自由診療ということで、保険診療に比べて負担が大きいのは事実です。
 その為、集中的に治療を行うことをお勧めします。
 当院の外用薬は塗る頻度によって治療経過に大きく差が出てきます。
 塗布頻度を多くして、短期間で正常なお肌に近づけてください。
 内服薬のみで安定してくると、比較的経済的です。

?日常の過ごし方(入浴、日焼け・・・)
⇒入浴
 お湯はぬるめに。ゴシゴシ擦らないようにしましょう。
⇒日焼け  
 極力避ける。もし、日焼けをしたら、外用薬をしっかり何度も塗布する。

?生活面での注意や工夫
⇒なるべく規則正しい生活をしてください。
 食事は、灰汁の強いものは避けましょう。

?仕事を持つ親にできることは?
⇒朝〜日中は、外用薬を塗る時間がなかなか取れないと思います。
 夕方帰宅してから、夜寝るまでの間やお子さんが寝ている間に、
 何度も外用薬を塗布してあげてください。
 処方された外用薬は、セットで(例:ローション→軟膏)何度も塗っていただくのが効果的ですが、
 間に単品(例:ローションのみ)だけでもいいので塗ってあげてください。

?薬を塗った時の反応はどのようなものがありますか?
⇒薬を塗った後、一時的に赤くなることがありますが、
 血行がよくなる成分が入っているためですので心配ありません。
 薬を塗った後、蕁麻疹が出た場合は、外用薬の使用を中止してご連絡ください。
 薬を塗った後、腫れて熱を持った様な症状が出た場合は、外用薬の使用を中止してご連絡ください。 
 薬が浸透する時に、30分くらい痒みがでる場合があります。冷やしてください。1時間以上続く場合は、 外用薬の使用を中止してご連絡ください。

?かゆみがひどい時の対処
⇒外用薬では、ローション・ゼリーが、痒みに効果的です。
 冷やすとかゆみが落ち着きやすいです。

3、では、内服薬をずっと飲み続けていて肝臓への影響はないかとの質問が多いようでした。
⇒何年間も服用を続けても大丈夫なお薬ですが、肝臓への影響が全くないとは言えません。
 定期的に血液検査をする必要があります。

この他にももっと聞いてみたいことや疑問があると思います。
来院された際に気軽に聞いてください。
そして、交流会希望の声が沢山聞かれるようなら、検討させていただきたいと思います。

2012年01月25日

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