医療法人社団 爽治会(そうじかい)

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爽治会便り

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おおさか通信(6/29・水)

こんにちは。
受付の田中です。

今年は花粉と黄沙の飛散量が多かったようで、当院の患者さんでも順調に良くなっていたのに、悪化してしまうという方も多かったです。やっと、その花粉と黄砂の季節が終わったと思ったら、次は紫外線と汗の季節がやってきます。
以前もお便りした事があるのですが、今回は汗対策をお便りしたいと思います。

汗対策
・汗には痒みの元となる成分が入っている為、汗をかくと痒みが出ます。傷があれば更に痒みが増します。ですので、汗をかいたらすぐ洗い流す、ふき取る事が大切です。
・汗をかいたら、水で濡らしたタオルで拭き取るようにしましょう。
  ※乾いたタオルでは汗の成分を拭き取れません。必ず濡れタオルで拭いてください。
  ※ゴシゴシ拭かないようにしましょう。皮膚を刺激して痒み、乾燥、赤みが増します。
・シャワーを浴びれる環境であれば、汗をかく度にこまめにぬるめのお湯で浴びるようにして下さい。短時間(5分以内)で石鹸などは使用せず、汗を流す程度で良いです。
・熱いお湯や、長時間のシャワーは、血液の循環が良くなり、痒み、赤み、乾燥が増しますのでお控え下さい。
・シャワーから上がられましたら、その都度、当院の塗り薬(ローションやゼリー、乾燥があればその部分だけ軟膏も薄く)塗る事が出来れば更に良いです。

私も以前、暑い時期、あと一息で良くなりそうなのに、肌のザラザラ感がなかなか良くならない時期がありました。汗をかいて帰宅しても、そのまま服だけ着替えて自分の部屋で落ち着くとあちこち掻いていたのですが、これではダメだと思い、帰宅したらすぐシャワーを浴びる様にし、自宅にいてもじんわり汗をかいて痒みが出てきたらシャワーをするようにしました。ローションだけは毎回塗り、傷や乾燥がある部分だけ軟膏を薄く塗るようにすると、自分でもビックリするくらいあれよあれよと肌がツルツルになり、もっと早くこまめにシャワー浴びるようにすればよかったと思った事を覚えています。
汗をこまめに流すようにした事で痒みが減り、その都度ローションだけでも塗る事によって外用薬の塗る回数が増えて、治りが良くなったのだと思います。

先週から気温も湿度も高くなってきたので、じんわり常に汗をかく事が多くなり、痒みが増え、症状が悪くなっている方もいらっしゃると思います。『汗をかいて痒みがでたらすぐシャワー』ぜひ試してみて下さい。

    

最近、あせもの問い合わせが一気に増えました。
当院の外用薬はあせもにも使用できます。
汗を洗い流すか濡れタオルで拭き取った後、ローションかゼリ−を使用して下さい。どちらか片方でも両方でも良いです。あせもを掻きむしったりして傷が出来ているようなら、日中はローションとゼリー両方を使用し、涼しい部屋にいる時や、寝る時はローション、ゼリーの後、軟膏を薄く塗るようにすると良いです。
症状が軽い程治りが早いので、早めに対処される事をおすすめします。

2011年06月29日

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